基本構文(if、for、while)

Swiftの基本構文において、ifforwhile は制御フローを記述するための重要な構文です。それぞれの構文について、構文ルールと使用例を交えて詳しく説明します。


1. if 文(条件分岐)

if 文は、条件が真(true)かどうかを判定し、処理を分岐させるために使用されます。

基本構文

swift
if 条件式 { // 条件が true の場合に実行される処理 } else if 他の条件式 { // 別の条件が true の場合の処理 } else { // すべての条件が false の場合の処理 }

swift
let score = 85 if score >= 90 { print("優秀です") } else if score >= 70 { print("合格です") } else { print("再試験です") }

特徴

  • ()(丸括弧)は条件式に不要です(ただし使用しても構文エラーにはなりません)。

  • 条件式は必ず Bool 型である必要があります。


2. for-in 文(繰り返し処理)

Swift の for 文は、配列や範囲などのシーケンスに対して繰り返し処理を行うために使います。

基本構文

swift
for 定数 in コレクション { // 各要素に対して行う処理 }

例:配列の繰り返し

swift
let names = ["山田", "佐藤", "田中"] for name in names { print("こんにちは、\(name)さん") }

例:数値の範囲

swift
for i in 1...5 { print(i) }
  • 1...5 は「1 から 5 まで」を意味する閉区間です。

  • 1..<5 とすると「1 から 4 まで」の半開区間になります。


3. while 文(条件付き繰り返し)

while 文は、条件が true である間、繰り返し処理を行います。

基本構文

swift
while 条件式 { // 条件が true の間、繰り返される処理 }

swift
var count = 3 while count > 0 { print("カウントダウン: \(count)") count -= 1 }

4. repeat-while 文(少なくとも一度実行される繰り返し)

repeat-while 文は、最初に処理を実行し、その後で条件を判定します。条件に関わらず、必ず1回は実行されます

基本構文

swift
repeat { // 少なくとも一度は実行される処理 } while 条件式

swift
var number = 1 repeat { print("数値は \(number)") number += 1 } while number <= 3

補足:ループ制御文

  • break:ループを途中で終了します。

  • continue:次の繰り返しにスキップします。


以上が、Swift の「if、for、while」といった基本構文の解説です。Swiftは読みやすさと安全性を重視した言語設計になっており、構文も比較的直感的で簡潔です。

生成日:2025/05/04