Scalaのインストール

Scalaの開発環境を構築する第一歩として、「Scalaのインストール」について詳しく説明します。以下は一般的な手順と注意点です。


Scalaのインストール手順

1. Javaのインストール(前提条件)

ScalaはJVM(Java Virtual Machine)上で動作するため、Java(JDK)のインストールが必要です。

  • 推奨バージョン: JDK 8 または 11(Scalaのバージョンにより異なります)

  • 確認コマンド(インストール済みか確認):

    bash
    java -version
  • インストール方法:

    • Windows: Oracle公式サイトまたはOpenJDKをインストール

    • macOS: brew install openjdk

    • Linux: パッケージマネージャを使用(例:sudo apt install openjdk-11-jdk


2. Scalaのインストール方法

方法A: sbt(Scala Build Tool)を使う(推奨)

sbtはScalaの公式ビルドツールで、Scalaのコンパイル・実行・依存管理などを統合的に行えます。

■ sbtのインストール
  • Windows/macOS/Linux共通手順:

    1. 公式サイト https://www.scala-sbt.org/download.html にアクセス

    2. OSに応じたインストーラまたはパッケージマネージャでインストール

    例(macOSの場合):

    bash
    brew install sbt

    例(Ubuntuの場合):

    bash
    echo "deb https://repo.scala-sbt.org/scalasbt/debian all main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/sbt.list curl -sL "https://keyserver.ubuntu.com/pks/lookup?op=get&search=0x99E82A75642AC823" | sudo apt-key add sudo apt update sudo apt install sbt
■ 確認
bash
sbt sbtVersion

これで、sbtが内部的にScalaをダウンロード・管理するため、別途Scalaをインストールする必要はありません。


方法B: Scala公式バイナリを直接インストール(手動)

  1. 公式サイト https://www.scala-lang.org/download/ にアクセス

  2. 「Download Scala」のバイナリ版を選択

  3. 圧縮ファイル(.zip.tgz)を解凍

  4. 解凍したフォルダの中のbin/ディレクトリにパスを通す

例(Linux/macOS):

bash
export PATH=$PATH:/path/to/scala-3.x.x/bin
■ 確認
bash
scala -version

3. 簡単なScalaコードの実行(REPL)

Scalaが正しくインストールされていれば、次のようにREPLが起動できます。

bash
scala

REPL上で以下のようなコードを実行できます。

scala
println("Hello, Scala")

終了するには :quit を入力します。


まとめ

手順 内容
1. JDK(Java)をインストールする
2. sbtまたは公式バイナリでScalaをインストールする
3. scalaコマンドまたはsbt consoleでREPLを使って確認する

sbtを使う方法は、ビルドツールとしても使えるため、プロジェクト開発にも便利で推奨されます。

Scalaのインストール後は、次にプロジェクトの作成方法やIDEの設定(例:IntelliJ IDEA)へ進むとよいでしょう。

生成日:2025/05/04