Rubyの**例外処理(Exception Handling)**は、プログラム中で発生しうるエラーに対処するための仕組みです。begin, rescue, ensure, raiseなどのキーワードを用いることで、エラー発生時の動作を制御し、プログラムの異常終了を防ぐことができます。以下にそれぞれの構文と使い方を詳しく解説します。
1. begin と rescue
begin と rescuebegin ブロック内の処理で例外が発生すると、rescue 節が実行されます。
基本構文
例
出力:
2. ensure
ensureensure 節は、例外の有無にかかわらず必ず実行される処理を記述するのに使用します。リソースの解放などに使われます。
例
3. raise
raiseraise は、明示的に例外を発生させるキーワードです。自作の例外や条件付きのエラー発生に用います。
基本構文
例
4. 複数の rescue
rescue複数の種類の例外に対応するには、rescue 節を複数書くことができます。
5. else 節(オプション)
else 節(オプション)begin ブロックで例外が発生しなかった場合に限り、else 節が実行されます。
出力:
まとめ
| キーワード | 役割 |
|---|---|
begin |
例外が発生するかもしれない処理を囲む |
rescue |
例外発生時の処理を記述する |
else |
例外が発生しなかった場合に実行される処理 |
ensure |
例外の有無にかかわらず常に実行される処理 |
raise |
明示的に例外を発生させる |
このように、Rubyの例外処理はシンプルで直感的に書けるため、堅牢なエラーハンドリングを行う上で非常に役立ちます。
他にもretryやrescueの省略形など、応用的な使い方もありますが、まずはこの基本構文をしっかりと理解することが重要です。
生成日:2025/05/03