特異値の定義
特異値分解(Singular Value Decomposition, SVD)は、任意の実(または複素)行列 に対して次の形で表現できる分解です:
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:直交行列(列ベクトルは直交基底)
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:直交行列(列ベクトルは直交基底)
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:対角成分に非負の実数が並ぶ行列(これらが 特異値(singular values))
特異値の定義:
行列 の特異値とは、行列 (または )の固有値の非負平方根として定義されます。
つまり、
ここで、 と並べるのが一般的で、 です。
特異値の主な性質
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非負性
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特異値は必ず 0 以上の実数である。
(固有値は負になる可能性があるが、その平方根を取るため)
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対称行列との関係
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と は対称行列(正定値半正定値行列)であり、それぞれ同じ非零固有値を持つ。
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その固有値の平方根が特異値になる。
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ノルムとの関係
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最大特異値 は行列の スペクトルノルム(作用素ノルム)に一致する:
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行列の階数との関係
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ゼロでない特異値の個数は、行列 の階数と一致する。
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行列式との関係
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正方行列の場合、行列式の絶対値は特異値の積に等しい:
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フロベニウスノルムとの関係
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行列のフロベニウスノルムは特異値の二乗和の平方根に一致する:
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直交基底との関係
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特異値分解によって得られる の列ベクトルは、それぞれ 左特異ベクトル(の列)と 右特異ベクトル(の列)と呼ばれる。
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、 が成立する。
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まとめ
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特異値は の固有値の平方根として定義される。
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特異値は常に非負であり、行列の「大きさ」や「情報量」を測る指標となる。
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最大特異値は作用素ノルム、全特異値の二乗和はフロベニウスノルムに対応する。
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非零特異値の個数は行列の階数を表す。
ChatGPT5 生成日:2025/09/17