演算子

Swiftの基本文法における**演算子(Operators)**は、数値の計算や値の比較、代入、論理操作などを行うために使用されます。Swiftは多くの演算子をサポートしており、いくつかは独自の拡張も可能です。以下に分類ごとに詳しく説明します。


1. 代入演算子(Assignment Operator)

演算子 説明
= 右辺の値を左辺に代入 let x = 10

2. 算術演算子(Arithmetic Operators)

基本的な数値計算に使用されます。

演算子 説明
+ 加算 3 + 2
- 減算 5 - 1
* 乗算 4 * 2
/ 除算(整数/浮動小数点) 10 / 2
% 剰余(あまり) 7 % 3

3. 比較演算子(Comparison Operators)

値を比較し、Bool型(true または false)を返します。

演算子 説明
== 等しい x == y
!= 等しくない x != y
> より大きい x > y
< より小さい x < y
>= 以上 x >= y
<= 以下 x <= y

4. 論理演算子(Logical Operators)

ブール値の操作に使います。

演算子 説明
&& AND(かつ) a && b
` `
! NOT(否定) !a

5. 複合代入演算子(Compound Assignment Operators)

変数の値を更新するための短縮記法です。

演算子 説明
+= 加算して代入 x += 1
-= 減算して代入 x -= 2
*= 乗算して代入 x *= 3
/= 除算して代入 x /= 4
%= 剰余を計算して代入 x %= 5

6. 範囲演算子(Range Operators)

繰り返し処理などに使用される範囲を表します。

演算子 説明
... 閉区間範囲演算子(両端含む) 1...5 → 1,2,3,4,5
..< 半開区間範囲演算子(上限を含まない) 1..<5 → 1,2,3,4

7. 三項条件演算子(Ternary Conditional Operator)

条件に基づいて値を選びます。

swift
let result = condition ? value1 : value2

例:

swift
let isAdult = age >= 18 ? "大人" : "未成年"

8. オプショナル連鎖・合体演算子

Swift独自のオプショナル処理のための演算子です。

演算子 説明
?? nil 合体演算子(デフォルト指定) a ?? "default"
? オプショナルチェーン user?.name

9. ビット演算子(Bitwise Operators)

整数のビット単位での演算に使用します。

演算子 説明
& AND
` `
^ XOR
~ NOT
<< 左シフト
>> 右シフト

まとめ

Swiftの演算子は豊富かつ柔軟で、標準的な演算からSwift独自の機能まで幅広くカバーされています。演算子は型に応じてオーバーロードも可能であり、独自の演算子定義もできますが、可読性を保つために乱用は避けるべきです。

生成日:2025/05/04